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README.md

File metadata and controls

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pyDotexe

pyDotexeは、Pythonで作成したプログラムを実行ファイル形式にできるツールです。

<5つの特徴>

起動を早く

  • 他のツールにはないキャッシュ機能により、単体で、より高速にプログラムを実行することができます。Pythonの実行環境に近い状態で起動しているので、安全に起動することができます。

幅広いバージョンサポート

  • 内部コードを極力C#にすることで、Pythonのバージョン違いによるプログラム停止を防ぎ、このツールだけで幅広いPythonのバージョンをサポートすることができました。

気になるデータサイズ

  • プログラム全体の圧縮に加え、Pythonのコード圧縮機能によりさらにサイズを抑えることができました。また、ユーザーの指定で圧縮度・圧縮速度の変更を自由に変更できます。

モジュール・サーチ

  • Module-Hooks機能により、わざわざ引数からモジュールを入力する作業を削減することができました。また、デバッグ機能により、どのモジュールが足りないかすぐわかるようにしました。

汎用性を重視

  • 実行ファイルにするだけでなく、集めたモジュールのZIPファイルを出力したり、単体で出力できない他のツールで生成されたファイルらを、それらをまとめて一つのアプリケーションとして実行することもできます。

<インストールの仕方>

  1. pydotexe.exeを、PythonのScriptsフォルダにコピー

  2. py2exeのように、pydotexe.exeのsetup.pyを作成したい場合↓

pip install pydotexe

<setup.pyの書き方>

  • pip install pydotexe のコマンドでインストールしたモジュールを使って、py2exeのようなsetup.pyを作ることができます。

import pydotexe.setup

build_set = pydotexe.setup.build("yourcode.py")

#build_set.hide_console = True

#build_set.icon = ""

build_set.start_build()

<サポート・バージョン情報>

Python

  • 動作確認済み: Python 1.6.x, Python 2.1.x ~ Python 2.7.x, Python 3.0.x ~ Python 3.6.x

Module-Hooks

  • pyDotexe v0.1.0 ~ v1.0.0: Module-Hooks_v1.x.x

  • pyDotexe v2.0.0 ~ : Module-Hooks_v2.x.x

Windows

  • このプログラムと作成したアプリケーションの動作環境: Windows XP 以降、.NET Framework 4.0 がインストール済み

  • 動作確認済み: WindowsXP, Windows7, Windows10

<注意事項>

  • pyDotexe本体が、PythonのフォルダのScriptsフォルダ内にある時のみ、-pyコマンドでのPythonのフォルダ指定は必要ありません。それ以外のフォルダにある場合は必ず指定してください。

  • 環境変数にてPythonのフォルダパスを登録した状態で実行してください。

  • Module-Hooksのモジュールデータはテスト中です。

  • Python 2.4.x以下では、一部制限があります。

  • Module-Hooks v1.x.xとv2.x.xとの互換性はありません。

<プログラムのコマンド説明>

v2.1.x-Unityのコマンド一覧です。

pydotexe -build -src yourcode.py

pydotexe -build -src yourcode.py --hide -icon myicon.ico

pydotexe -merge -src test.zip -start-bin python.exe -start-src yourcode.py

pydotexe -hooks -add matplotlib pydir mpl-data

-build [Options...]

コマンド 引数 説明
-src ソースコードファイルパス ソースコードの指定
(-py) Pythonのフォルダパス Pythonのフォルダパスを指定
(-file) ファイルパス 指定されたモジュールファイルパスを追加
(-dir) フォルダパス 指定されたモジュールフォルダを追加
(-pyfile) 正規表現 Python内のモジュールファイルを追加
(-pydir) 正規表現 Python内のモジュールフォルダを追加
(-pymodule) モジュール名 指定されたモジュールを検索し追加
(-resfile) ファイル名 リソースファイルにしたいファイルを追加
(-resdir) フォルダ名 リソースフォルダにしたいフォルダを追加
(-exclude) 正規表現 指定されたモジュールファイルはインポートしない
(-out) ファイルパス アプリケーションを出力するファイル名の指定
(-icon) ファイルパス アプリケーションのアイコン指定
(-argv) データ値 固定したいパラメータを設定
(-pyver) 数値 Pythonのバージョンを手動設定 (ex: 3.1.x -> 31, 1.6.x -> 16)
(-comp=) 圧縮レベル(int) 圧縮度を設定(0~9)

任意コマンド 説明
--zip-out ZIP形式で出力する
--no-cache キャッシュ機能を無効にする
--dll-out PythonのDLLファイルを含めない
--no-onefile 複数のファイルを出力する
--debug モジュールインポートテスト用コマンド
--check-only モジュールに関しての情報のみ出力
--no-hooks Module-Hooks機能を使用しない
--part-enc 一部のエンコードモジュールのみインポート
--wait-key 終了時にキー入力を求める
--no-log ログを出力しない
--all-include Pythonの実行環境すべて含める
--hide コンソール表示を無効にする
--no-rev ファイルパス修正コードを加えない
--research エラーにより無視されたモジュールを強制検索
--optimize モジュール全体のコードを圧縮する(テスト版)
--all-search すべてのファイルを調べる
--no-standalone インストールされているPythonの実行環境に依存する


-merge [Options...]

コマンド 引数 説明
-src ファイル・フォルダパス --no-onefile時はフォルダパス、通常時はZIPファイルパス
-start-bin ファイル名 起動時に起動する実行ファイル名
(-start-src) ファイル名 起動時に起動するソースコードファイル名
(-start-argv) データ値 固定パラメータの設定
(-ver) 数値 起動時に使用するPythonのバージョン(3.6.x->36, 2.7.x->27)
(-icon) ファイルパス アプリケーションのアイコンの設定
(-out) ファイルパス 出力するファイルパス

|

任意コマンド 説明
--no-cache キャッシュ機能を無効にする
--no-log ログを出力しない
--no-onefile 複数のファイルを出力する
--out-bin 外部アプリケーションに依存する
--wait-key 終了時にキー入力を求める


-hooks [Options...]

コマンド 引数 説明
(-update) フォルダパス 結合したいModule-Hooksデータフォルダ
(-add) [モジュール名] [コマンド] [モジュールデータ] Module-Hooksにデータを追加する

任意コマンド 説明
--upgrade Module-Hooksをアップグレードする
--upgrade-clean Module-Hooksを再インストールする
--clear Module-Hooksを初期化する
--no-log ログを出力しない
--wait-key 終了時にキー入力を求める


-help (ヘルプページを表示)

-version (バージョン情報の表示)