coutを拡張します
- 文字の色を変える
- 背景色を変える
- カーソルを移動させていろいろなところにcout
- floatやintの表示桁数を変更
- 面倒な設定いらずにcoutをmbedで!
- mbed studioのLibrary タブを開きます。
- このライブラリを追加します。
mbed_app.json
をmain.cpp
と同じ階層になければ追加しますmbed_app.json
を編集(追記)します。
{
"target_overrides": {
"*": {
"target.printf_lib": "std"
}
}
}
これで準備完了です。
- coutplus(int line=-1)
- coutの強化版
coutplus()>>"hello\n"
とやると、その行が消されてからhelloが出力される。coutplus(2)>>"world\n"
とやると、上から2行目にカーソルを移動し、行を消し、worldを出力する。
int line=1; for(int i=0;i<5;i++){ coutplus(line++)<<"hello,\n"; coutplus(line++)<<"world\n"; }
- initCout(int i,int f)
- mbed os 6でcoutを使うために必要な処理をすべてつめこんだ
- initCout(intの表示桁数,flotの表示桁数)
initCout(4,3)
のように使う- main関数の最初に入れる
- setPosition(int x,int y)
- カーソルをx,yに移動する。
- 計算が大変なのでcoutplusを使うことをお勧めする。
- 1,1が左端
- setCharColor(int color)
- 文字色を変更する
- 引数はintだが、次に説明する色一覧でもいい
- setCharColor(DEFAULT)をしないとずっと色が戻らない。
- setBackColor(int color)
- 背景色を変更する。
- setCharColorと同じ。
色 | 数字 |
---|---|
BLACK | 0 |
RED | 1 |
GREEN | 2 |
YELLOW | 3 |
BLUE | 4 |
MAGENTA | 5 |
CYAN | 6 |
WHITE | 7 |
DEFAULT | 9 |